「レタス」の選び方や保存方法、意外と知らない豆知識!

サラダや盛り付けに欠かせない野菜の代表格がレタスです。

シャキシャキしたおいしいレタスを長く食べられる方法は必見です。

一年を通して食べる野菜ですので、ぜひ選び方と保存方法を知っておいてくださいね。

レタスの選び方

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玉レタスは、芯の切り口が10円玉大で白く、葉がみずみずしく、ツヤとハリがあるものが新鮮です。

また、芯の高さのあるものはのびすぎて、固く苦味があることもあるため、避けた方が無難です。

また、葉の巻きがふんわりとゆるく、持った時に軽めのものを選びましょう。

重いものは、葉が固くなり、苦味が出ている可能性があります。

サニーレタスやリーフレタスなど、結球(ケッキュウ)しないタイプは、葉先が色濃く爽やかな香りとバリッとしたみずみずしいものを選びましょう。

レタスの仲間たち

レタスというと玉レタスが一般的ですが、レタスの仲間にはいろいろな種類があります。

サラダにするだけではなく、大きめの葉っぱは、巻いたり、包んだりといった調理にも適していますよ。

玉レタス(タマレタス)

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一般的なレタスのこと。

生食のほか、炒め物や煮物などさまざまな使い方に対応できます。

サラダ菜(サラダナ)

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レタスと比べて、カルシウム・鉄分・各種ビタミンが豊富で、栄養価が高い野菜です。

サンドイッチなどに向いています。

サニーレタス

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葉質がやわらかいのが特徴のレタスです。

サラダや生食の巻き物に最適です。

フリルレタス

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苦味がなく、食感がシャキシャキとしているところが特徴です。

サンチュ

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肉や野菜を巻いて食べる韓国料理やベトナム料理には欠かせない野菜です。

ロメインレタス

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シーザーサラダによく使われるレタスです。

葉が肉厚なので加熱料理にも適しています。

レタスの保存方法

日もちが悪く、鮮度が落ちると苦味が強くなるので、なるべく早く使い切りましょう。

余分な水分があると傷みやすいので、保存する場合は、水気をよく切り、ビニール袋に入れるか、ラップをして冷蔵庫に保管します。

芯に水を含ませたキッチンペーパーを当てるなど、芯だけ濡らした状態で保存すると長持ちします。

一度に使い切らない場合は、外側から葉をはがして使いましょう。

冷凍する場合は、洗って水気をよく切り、適当な大きさにちぎったものをポリ袋に入れ、保存します。

冷凍したレタスは生食には向きませんが、炒め物やスープなどの加熱料理にはそのまま使えて、便利です。

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爪楊枝を芯に刺す方法もあります。

鮮度が落ち、葉がしなびてしまうのは、収穫後も成長をしようと葉から栄養を取り込み、エネルギーを消費しているからとのこと。

そこで、爪楊枝を芯にある成長点と呼ばれる部分に刺すことで、成長点を切断して、レタスの成長を止めることができる、つまり鮮度が落ちるスピードを遅くすることができるのです。

レタスの話

レタスの旬は、3〜4月・7〜8月です。

日本名を「チシャ」といい、「乳草」の略とされます。

茎を切ると断面から乳液が出ることによります。

10世紀には栽培されていたと記録がありますが、現在のようなレタスが入ってきたのは、明治の初めからで、一般的には1960年代から普及しました。

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(グリーンカール)

最近では、品種改良によって、サラダ菜・サニーレタス・リーフレタス・グリーンカールなど、種類も豊富になりました。

レタスの栄養の話

シャキシャキとした食感がおいしいレタスは生食できるので、栄養分を損なうことなく摂取することができます。

葉は包丁で繊維を断ち切ると栄養が流出しやすくなるのと、包丁の鉄で酸化するので、手でちぎりましょう。

主な栄養は、β-カロテン・ビタミンC・E・カルシウム・鉄・カリウム・食物繊維など。

生食もおいしいのですが、それほど多く食べることができませんので、食物繊維をたくさん摂りたい時は、油でさっと炒めるとカサが減って、たくさん食べられますよ。

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