煮込み料理にしても、生で食べてもおいしいキャベツですが、おいしいキャベツの見分け方って難しいですよね?
女性にもうれしい食物繊維が豊富なのは知っているけれど、いろんな種類があることやなるべく長くおいしく食べられる保存方法は必見ですよ。
目次
キャベツの選び方
春キャベツの場合は、芯の切り口が小さく、巻きのゆるいものを選びましょう。
また、葉が鮮やかグリーンで全体にツヤとハリがあるものがおすすめです。
一方、冬キャベツは巻きがしっかりと詰まったものがベスト。
持った時にずしりと重く、かたいものを選ぶようにしましょう。
キャベツの仲間たち
キャベツは一年を通して出荷されていますが、出荷期間によって、春キャベツ、冬キャベツなどに分類されます。
以前は、寒玉と呼ばれる巻きがしっかりとした冬系キャベツが流通の主流でしたが、最近はサワー系と呼ばれる春系キャベツの流通も多くなっていますね。
春キャベツ
葉の巻きがゆるく、葉質のやわらかいもの。
サラダや漬物などの生食に向いてます。
冬キャベツ
葉がしっかりと巻かれていて、ずしりと重いもの。
水分が少ないので、ロールキャベツやスープのような煮込み料理、炒め物に向いてます。
紫キャベツ
葉が赤紫でアントシアニンが多く、ピクルスやサラダなどの生食に向いています。
芽キャベツ
大きさが2〜4cmでやわらかく、ビタミンCを豊富に含み、味は一般的なキャベツより濃厚で、甘味があるのが特徴です。
丸のまま茹でたり、煮込みや炒め物など加熱料理に向いています。
サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)
葉がちりめん状にちぢれているため、日持ちがする種類。
煮込み料理に向いています。
キャベツの保存方法
キャベツは、涼しい気候を好むので、冬場をのぞいては冷蔵庫で保存します。
芯をくり抜き、水を含ませたキッチンペーパーを詰めた後にビニール袋に入れて、冷蔵庫に入れると万全です。
また、丸ごと使わない時は、カットするのではなく、外の葉からはがして使うと長持ちしますよ。
キャベツの話
キャベツの旬は、3〜5月。
煮物、炒め物、蒸し物、生食など、いろいろな食べ方が楽しめるキャベツ。
形は全く異なりますが、実はブロッコリーやカリフラワーなどと同じアブラナ科の野菜なんです。
年中出回っていますが、春に出回るキャベツを「春キャベツ」といわれ、人気んがあります。
「冬キャベツ」と比べると結球(ケッキュウ)がふんわりして巻きがゆるく、内側まで薄い緑色なのが特徴です。
また、葉がやわらかくて甘味があり、みずみずしいので、サラダなど生食に向いています。
春から初夏にかけての時期にしか出回らないので、その時期にはたっぷりキャベツのサラダで楽しみたいですね。
キャベツの栄養の話
キャベツは、ビタミンCや食物繊維が豊富なほか、キャベツ特有のビタミンU(別名キャベジン)も多く含んでいます。
キャベジンは熱に弱いので、生食で食べやすい春キャベツでこそ効果的に摂ることができます。
また、ビタミンCやカルシウムは外側の葉と芯の近くの葉に多いので、芯まで残さず使い切りましょうね。