関節痛から、あれ風邪かしら?って思うことありますね。
風邪の症状って色々あるけど、痛いのって一番辛い。
なぜ風邪をひくと関節痛が起きるのか?
それと関節痛を和らげる方法を知っておきましょう。
風邪からの関節痛、原因は何?
風邪ってウイルスっていうけれど、実は<ウイルスは200種類以上。
だから、どのウイルスって特定することはなかなかできないの。
血液検査をして、何を調べているのか?
実は、わたしたちのカラダってすごくって、体内にウイルスが入ると変化があります。
血液中の数値でその動きがわかるのです。
免疫細胞が、そのウイルスたちを退治しようと動き出す。
その免疫細胞たちをアシストするために、白血球から「サイトカイン」が分泌される。
そして、その「サイトカイン」は頑張りすぎて、分泌し過ぎたりすることも。
この「サイトカイン」は、なんでも過ぎることはよくなくってね。
逆に、健康な臓器たちにダメージを与えるパワーまで持っている。
だから、「サイトカイン」が分泌し過ぎないように抑制する「PGE2」が登場するの。
「サイトカイン」と「PGE2」の両方がバランス良く分泌されることで、ウイルスを退治ができる。
この状態が、一番効率良くウイルスを退治できるんだけど、同時にあることをしてしまいます。
「PGE2」は関節の痛みや熱を引き起こす作用があって、関節痛が起こります。
だから、わたしたちのカラダにウイルスが入ってきたら、追い出そうと細胞たちがしている反応の結果が、熱が出たり、関節痛が起こったりしているんです。
細胞たちが戦っている証拠なんですよね!?
だから、その間はわたしたちもじっと我慢の時なんです。
関節痛の痛みを和らげる方法を教えましょう
痛みだからと言って、外部からの湿布などは効果がないので、最初に言っておきますね。
なぜかと言うと、痛みの原因は、ウイルス退治の真っ最中だからということ。
免疫細胞の働きが原因だから、熱がある部分を冷やしてくれるのはあるかもしれませんが。
痛みを取ることは原因が違うから、無理ですね。
まずは、免疫細胞が頑張っているので、わたしたちが応援できることは、安静にして寝る。
一番の援護行動になりますね。
それから、どうしても痛みを取りたい時に飲む薬の種類は、「鎮痛剤」。
わたしは、なるべく薬は飲まないようにしています。
でも、どうしても辛い時、眠れない時に使うのは、とても便利なアイテム。
上手に使いこなしましょう。
カラダとの対話を忘れずに
そもそも、カラダってすごいんです。
わたしたちのカラダをいつも通りに維持するために働いてくれる。
異常があったら、すぐに撃退モードにも入ってくれる。
そんな風にいつもわたしたちの状況を見守ってくれていて、事前にアラームも。
わたしたちがそのアラームを聞きのがすと・・・病気になったりするのです。
「カラダは神様からの借り物だから、大切に丁寧に扱いましょう」
そんなお話を聞いたことないですか?
死ぬまで借りているだけなんです。
買ったお洋服とレンタルのお洋服、同じ気分で着こなせないですよね?
レンタルのお洋服は汚しちゃいけないって気をつけるもの。
私たちのカラダもレンタルなんですって。
大事に、大事に、いたわりながら、一緒にいてもらいましょうね。
関節痛の原因がわかると、気持ちが変わるから
風邪からの関節痛の原因がわかったら、じっと耐えて寝ることが一番早いってことですね。
これで、マッサージに行ったりする人はいないと思います。
カラダの仕組みを知ると、いろいろと心にも余裕が生まれます。
不安な気持ちも和らぐはず。
あなたの大切な人のためにも、少し知っておいたらいい豆知識でした。